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サイトメガロウイルス感染症の予防方法まとめ!効果的な予防法を紹介

更新日:2023年7月14日




サイトメガロウイルスというウイルスをご存じでしょうか?


昔から存在するヘルペスウイルスの仲間です。サイトメガロウイルス感染症は、感染力が強いウイルスとして知られており、多くの方が子どものころに感染し抗体を持ちます。


衛生環境が良くなるにつれて、子どものうちに感染することが減り、その結果、抗体を持たずに成長し、成人してから初めて感染するパターンも増えてきました。


また症状が表に出ることも少なく、ほとんどの場合影響がないのですが、疲れなどで免疫力が下がっているなどウイルスが活性化した際には重篤な症状が出ることもあるため予防が非常に重要です。


では、どのような予防法が効果的でしょうか?

今回はそんなサイトメガロウイルスを予防できると言われている方法を以下にまとめてみました。あくまでも参考程度となりますが、気になる方はお読みください。

1.手洗いを徹底する


 サイトメガロウイルスは、唾液や汗、尿、乳汁など体液を介して感染します。そのため、手洗いを徹底することが予防の基本となります。


どの感染症にも言えますが、手を媒介して体内に取り込まれる可能性を低くします。とくに小さなお子様と接触した際は、体液が付着することが多いため念入りに手洗いをすると良いでしょう。


2.免疫力を高める


 免疫力を高めることで発症をおさえることができます。バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレスをためない生活などが免疫力を高めることにつながります。


ウイルスに打ち勝つためにも、規則正しく健康的な生活を行うことが最も効果的であると言えます。


3.人混みを避けマスクを着用する


 外出先での対策 公共の場などでは人混みを避けたり、マスクを着用したりすることで感染のリスクを減らすことができます。飛沫感染する場合もあるので咳のエチケットや、定期的な換気も重要となります。


また、外出先でアルコールや次亜塩素酸などを用いて手指を消毒するなどの対策も有効です。


4.まとめ


いかがでしょうか。


以上が、サイトメガロウイルス感染症の予防に効果的な予防法です。新型コロナウイルス感染症もさることながら、普段から規則正しい生活を心がけ免疫力を上げたり、衛生管理を徹底するのが有効的と言われています。


また特にご注意いただきたいのは、妊娠中の新規感染やウイルス活性化です。お腹の中の赤ちゃんに影響がでることが確認されておりトキソプラズマや風疹ウイルスなどと同じように重篤な障害や母子感染症を引き起こす恐れがあることが分かっています。


これらウイルスを総称し「TORCH症候群」といいます。

T:Toxoplasma gondii=トキソプラズマ原虫

O:others=その他、梅毒トレポネーマなど

R:Rubella virus=風疹ウイルス

C:Cytomegalovirus=サイトメガロウイルス

H:Herpes simplex virus=単純ヘルペスウイルス


もしも感染の疑いがある場合は、早めに医療機関を受診し適切な処置を受けるのが大切です。




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